賃貸物件に入居申込みして、お金を支払った。
いろいろ物件みてると、新しい物件が出てきた。
申込みした物件は入居前だから、キャンセルしたい。
返金を希望したら、賃貸仲介業者に断られた💦💦
どうしよう...
いちばん不動産の山内です😀
賃貸トラブルについて、解説します。
賃貸トラブルの内容
賃貸物件を内見して気に入ったので、入居申込みして重要事項説明を受けた。
同時に、手付金として、2万円を支払った。
後日、他に気になった物件が出てきたため、「キャンセルしたい」と賃貸仲介業者に電話で伝えたら、「キャンセルできない」と言われた。
実際に物件に入居する前だから、キャンセルして返金してもらいたい。
こんな悩みを解決できる記事を書きました。
この記事を読むと、返金してもらえるかどうか、理解しやすくなります。
入居前で返金されるかの判断ポイント
賃貸契約の基本の流れ
入居前に支払ったお金の返金は、賃貸契約の流れをみると、わかりやすいです。
- 入居申込みをする
- 重要事項説明を受ける
- 入居審査を通る【契約成立】
- 契約書をもらう
- 入居する
キャンセルのタイミングが重要
賃貸契約が成立する前(上記②の前)であれば、原則、返金してもらえます。
賃貸契約が成立した後(上記③の後)であれば、原則、返金されないです。
賃貸契約の成立は、入居希望者(借主)が入居したいと伝えて、大家さん(貸主)の審査を通ったときです(大家さんが入居を承諾した)。
要するに、「いつ、賃貸契約が成立したか?」がポイントです。
キャンセルしたいときは、できるだけ早く「キャンセルしたい」と伝えて、記録をしっかり残して起きましょう。
キャンセルのタイミングが遅くて、どうしても入居をしたくない場合
キャンセルではなく、解約(退去手続き)になり、まとまったお金がかかる可能性があります。
賃貸契約の成功報酬として、仲介業者から仲介手数料(家賃の1ヶ月分や半月分など)を請求されることになります。
入居前の賃貸トラブルを避けるコツ
「入居前にお金は払わない」が大切
賃貸契約は、貸主が求めている場合など特別場合を除いて、手付金(預り金など書いている場合も)を払わなくてもOKです。
入居前にお金を払ってしまうと、思わぬトラブルになるかもしれません。
契約時に前家賃などの初期費用を支払えばいいです。
どうしても手付金を求めてくるときは、不動産屋を変えてみるってもの、一つの手段だと思います。
(理由:他の不動産屋でも賃貸物件をほぼほぼ仲介できるから)
賃貸トラブルの相談窓口
もし賃貸仲介業者と金銭トラブルに発展したら、早めに動きましょう。
大阪府内の賃貸なら、次の2つの窓口に相談してみてください。
大阪府の賃貸なら
大阪府に相談窓口があります。
宅建業指導グループ
大阪府 住宅まちづくり部 建築振興課
電話番号: 06-6210-9734
場所: 大阪市住之江区南港北1-14-16
大阪府咲洲庁舎(さきしまコスモタワー)1階
もし咲洲庁舎に直接相談に行くときは、2階の宅建業の窓口ではなく、1階の建設業窓口の隣の入口に行ってください(結構わかりにくい所にあります)。
賃貸業者が団体に加盟しているなら
多くの賃貸業者は、団体に所属してます。
所属している団体の相談窓口に問い合わせてみてください。
大阪府宅地建物取引業協会(ハトのマーク)
電話番号: 0570-783-810
全日本不動産協会(ウサギのマーク)
電話番号: 03-5338-0370
賃貸トラブルは一人で悩まずに
賃貸で困ったり、悩んだりしたときに、相談できる相手がいないってよく聞きます。
一人で悩まずに、誰かに相談してみると、解決できる場合があります。
気負わずに、第三者に相談してみることをおすすめします。
まとめ:入居前の賃貸トラブル(キャンセル→返金)
今回は、入居前の賃貸トラブルについて説明しました。
- 賃貸契約成立の前後のどちらなのか確認する
- 賃貸トラブルを回避するために、申込金や手付金を払わない
- 賃貸トラブルは、早めに相談する
ひとつひとつ丁寧に説明してくれて、気持ちよく賃貸物件に入居するなら、不動産屋選びは大切ですね😊