
でも、あまり賃貸の知識ないから、どうしたら無料になるんだろう。
あと仲介手数料無料の注意点も教えてください!
こんなお悩みを解決します。
この記事の内容
- なぜ賃貸の仲介手数料が無料になるのか?
- 賃貸不動産の知識がなくても仲介手数料無料にする方法
- 騙されてない?!仲介手数料無料で気をつけるべき3つのポイント
この記事を書いている人
- 大阪府知事の許可をうけて、賃貸専門の不動産屋を経営。
【宅地建物取引業 免許証番号 大阪府知事(1)第62303号】 - 不動産の国家資格 宅地建物取引士。
【(京都)第034243号】 - 法律の国家資格 行政書士。
【日本行政書士会連合会 登録番号 21260551】
新しい部屋を契約して、引越しするって、ほんとにお金かかりますよね。
今回は、できるだけ安く部屋を見つけたいって方に向けて、仲介手数料無料で不動産を契約する方法について話します。
なぜ賃貸の仲介手数料が無料になるのか?
そもそもの疑問で、仲介手数料を無料にして、不動産屋つぶれるんじゃない?って思いますよね。
これにはカラクリがあります。
お客様から仲介手数料をもらわくても、不動産屋が儲かるなら「仲介手数料無料にしますよ!」ってことです。
賃貸の不動産屋は、不動産を借りたい借主と不動産を貸したい貸主をマッチング(=仲介)して、報酬をもらいます。
- 借主は、入居者であるお客様
- 貸主は、大家さん、物件のオーナーさん
不動産屋の営業さんが部屋を紹介して、その部屋の賃貸契約が成立したとします。
すると、不動産屋は、基本的に借主と貸主の両方から手数料をもらいます。
イメージとしては、次の画像ような感じ。
借主の仲介手数料を無料にすると、当然ながら不動産屋の売上は少なくなります。
もし不動産屋が手数料をできるだけ多く取りたいと欲張ると、お客様はより安く部屋を借りれる不動産屋で契約するかもしれません。
他の不動産屋に契約となった場合、成約していないので、不動産屋の売上は当然ゼロです。
不動産屋としては、それは辛いですね。
もし貸主からの手数料をもらえるなら、薄利多売になるけど。。。
借主の仲介手数料を無料にして、契約を逃すより成約につなげるほうが合理的って考える不動産屋もいます。
これが、賃貸の不動産で仲介手数料が無料にできるカラクリです。
借主じゃなくて、貸主から報酬もらうから、仲介手数料無料になるわけです。
賃貸不動産の知識がなくても仲介手数料無料にする3つの方法
仲介手数料を無料で部屋を契約する方法は、次の3つです。
- 不動産屋に仲介手数料にならないか交渉してみる
- はじめから仲介手数料無料の不動産屋で部屋を探す
- 貸主から直接部屋を借りる
不動産屋に仲介手数料にならないか交渉してみる
ポイントは、2つ以上の不動産屋で見積もりをもらうことです。
不動産業界の特徴として、ほとんどの物件をどの不動産屋も紹介できます。
あらかじめ見積もりをネットで取っておくことをおすすめします。
契約する前に、他社でも見積もりをもらっていると伝えて、もし仲介手数料無料になるなら契約したいと一言きいてみてください。
すると、不動産屋のカウンターで「ちょっと店長に聞いてみます」って、おそらく営業さんは相談してくれます。
仲介手数料無料になれば、ラッキーです。
もし無料にならなければ、別の不動産屋にきいてみるといいです。
仲介手数料が無料になる分、何万円か節約できます。
はじめから仲介手数料無料の不動産屋で部屋を探す
「賃貸 仲介手数料無料 地域の名称」で3つのキーワードでネットで検索してみてください。
東京であれば、「賃貸 仲介手数料 東京」で検索すると、仲介手数料で対応している不動産屋がたくさん出てきます。
メリットは、不動産屋と交渉しなくてもいいことです。
仲介手数料無料の不動産屋の名前はあまり聞いたことないと思います。
- エイブル
- アパマン
- ミニミニ
など、CMで見かけるような有名どころの不動産屋ではないです。
信用できそうな不動産屋なのか、事前にホームページをみてチェックしておく必要はあると思います。
貸主から直接部屋を借りる
不動産屋を間に挟まずに、貸主である大家さんから直接部屋を借りる方法です。
「大家 直接」や「大家 仲介手数料無料 賃貸」でネット検索すると、いくつか出てきます。
- ウチコミ https://uchicomi.com/
- ジモティー 大家直 https://jmty.jp/all/est-kw-%E5%A4%A7%E5%AE%B6%E7%9B%B4
- 直談.com https://www.jikadan.com/
- スペースリスト https://spacelist.jp/
メリットは、なんといっても仲介手数料を無料にできることです。
デメリットは、物件数が少ないです。
もし希望しているエリアにあれば、見てみる価値あるかもです。
騙されてない?!仲介手数料無料で気をつけるべき3つのポイント
部屋探しをするときに仲介手数料無料って、とっても魅力的ですよね。
ただ、知らないうちに損したりしないようにしましょう。
不動産屋からもらう見積書にチェックしてください。
注意するポイントが3つあります。
- 礼金
- オプションサービス
- 指定業者の利用
礼金
仲介手数料が無料の代わりに、礼金が
- 0ヶ月から1ヶ月に
- 1ヶ月から2ヶ月に
なんて、増えているかもしれません。
礼金の上乗せです。
仲介手数料が無料になっても、礼金が増えていると、そんなにお得じゃないと思います。
オプションサービス
賃貸の不動産屋が独自に提供していたり、提携業者のサービスだったり、様々あります。
例えば、
- 室内クリーニング費用
- 鍵交換費用
- 消臭費用
- 消毒費用
- 除菌費用
- 害虫駆除費用
- 24時間サポート費用
- 入居安心パック
- 契約事務手数料
など、盛りだくさんです。
サービスの名称は、不動産屋で様々です。
オプションサービスは、見積もりをもらったときに、「これって外せますか?」ってきいてみるといいと思います。
指定業者の利用
部屋を契約するときに業者を指定して、「一緒に契約してね!」って依頼されます。
- 引越し業者
- NHK受信料契約
- ケーブルテレビ契約
- インターネット固定回線
既に契約していたり、他の業者にするなら、断っても大丈夫です。
まとめ:仲介手数料無料で不動産を賃貸する方法
今回は、仲介手数料無料で部屋を契約する方法をご案内しました。
まとめると、次のような感じです。
- 貸主から手数料もらえるときは、仲介手数料無料にできる
- 仲介手数料を不動産屋と交渉するか、仲介手数料無料の不動産屋を使うか、大家さんと直接契約する
- 礼金の上乗せ、オプションサービス、指定業者の利用がないか確認する
この記事をみて、仲介手数料無料になって、喜んでもらえたら嬉しいです。